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修行はつづく・・・

こんばんは。
なんでも係のkatayamaです。

H.T.ZARTの裏事情(?)を今日はご紹介します。

先日、ちょっと時間ができたのでkurokawaが
相棒のうららのカットをはじめました。

日々、お預かりするワンちゃんを触るときは
自分の相棒をキレイにする時の気持ちで!と、
“ただ洗えばいい、カットすればいい”のではないと
言っています。

自分の子だったら、暴れるからと抑え込んでやらないし、
洗っている時も、乾かす時も、カットの時も、
「いい子ね、上手ね」と声をかけるし、
愛おしい気持ちを持って触りますよね?

大切に育てられた(注:溺愛ではありません)犬達は、
こちらの気持ちを敏感に察し、態度を変えるものです。
気持ちを込めなければ相手(=犬)も拒否の態度を示します。

まずは気持ちを込めること、その次に技術、
私の“想い”を受け止めてくれるスタッフ達の意識も
自然と高まり、上手なスタッフが後輩スタッフに指導する、
技術の底上げにつながる。
最近は特にこのようないい空気が店内に流れています。

927-4.jpg

うららが施術中にぐにゃぐにゃ動くので、
きちんとステイする練習をするように言いました。
適当な台がなかったので缶詰を台にして。(^^;
(この缶詰はうららとコウタのお腹に入りました)

その間にwakiがkurokawaにハサミの持ち方を教えています。
切る側も切られる犬達も少ない疲労で済むためには、
円滑なハサミさばきも大切です。

927-3.jpg

927-2.jpg

思うように動かない自分の手さばきに
顔を赤くして頑張るkurokawa、真剣です。
wakiのお手本と自分の動きを見比べつつ、
何度も挑戦していました。

927-1.jpg

私に耳毛を抜かれながら、
『がんばりたまえ』とその姿を見守るツァールト。

スタッフが自主的に技術アップを目指す姿を見ると
とっても穏やかな気持ちになります。

頑張ってくれるスタッフ達には仕事のしやすい環境を、
お客さまには満足してもらえる技術の提供を、
ZARTの考える“最良”を提供できる空間を。

1歩ずつ確実にステップアップしていくお店でありたい、
軸は太く、枝葉の広がる場所にしたい、
そんな気持ちが更に強まった微笑ましいひと時でした。

927-5.jpg

その後、お利口にステイできたうららさんは
キレイに変身しました。(^^)


おしまい




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